ルル師のRPプレイ日記=俺の屍を越えてゆけ編(PSP版)=
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近代ゲームの語り部です。 PSソフト"俺屍"ブログ、リセット禁止でやってました。11/11/24より、PSP版俺屍プレイ日記始めました。今度は5年もかからなければいいな、と思います。
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2005年 08月 15日 ( 1 )
1020月 9月前編

<俺屍に本当にある祭り1>

イ「討伐隊選考試合でのご活躍、おめでとうございます!」
 イツ花がやんややんやと出迎えてくれる
イ「都での壬生川家の評価は、まさにウナギのぼりか鯉のぼりといった具合でございま~す!」
幸「評価も何も……w」
イ「おめでとうございま~す!」
 何だかファンファーレでも鳴らしかねないイツ花だ
幸「僕はそういうの、あんまり気にしないんだけどなぁ」
 さすが1才数ヶ月の男の子、世間の噂話とは無縁の世界に生きている
 忘れちゃいけないとばかりに、イツ花が手をポンと叩く
イ「そうそう幸四郎さま、今月は途絶えていた京の4大祭りのひとつ、豊年ムキムキ祭りが、今年から復活するそうです!」
 あまりのネーミングセンスに目が点になる幸四郎
幸「豊年、ムキムキ……祭り?」
 自分の二の腕を、何気に見てしまう
イ「豊年ムキムキ祭りは秋祭り! 幸四郎さま、秋と言えば!?
幸「え、何だろう、イチョウ?」
イ「何そんな、好感度アップを狙ったような綺麗な答えをッ!」
 ツッコミが激しいイツ花
イ「というわけで、秋と言えば?で壬生川家にアンケートを取ってきました」
幸「(イツ花、暇なんだろうか」
 最近初子や巻絵に家事まで奪われているイツ花は、したり顔で懐から巻物を取り出す
イ「まずH子さん、秋といえば実りの秋」
幸「いやそれ、全然隠してないから!」
イ「続いてS和さん、食欲の秋」
幸「明らかじゃない!?w」
イ「M絵さん、体育の秋、ちなみにRンさんにはアンケートは断られちゃいました」
幸「う、うんまぁ、そんなものじゃない?」
 しゅるしゅるしゅると巻物を閉じるイツ花
イ「と・いうわけで、今年の豊作と健康を神様に感謝し……」
幸「感謝し?」
イ「その喜びを若い男性たちが肉体で「あらわ」に表現する! それが豊年ムキムキ祭り!」
 ぽかーんとしてしまう幸四郎
幸「あ、あらわに……?」
イ「あらわに、ってトコが、何だかドキドキしませんか!?」
幸「い、いや、僕は……w」
イ「ここでアンケート2、あらわにでドキドキする否か、S和さんはハイ、H子さんはどちらとも言えない、M絵さんは……」
幸「もういいからっw」
 イツ花の巻物を片付けさせる幸四郎
イ「ぶぅ」
幸「悪かった悪かったw」
イ「じゃあ来月が楽しみですネ! 一緒に行きましょうねムキムキ祭り!」
幸「はいはい……w」
 幸四郎は苦笑いで、頷いたのだった


<子供>

イ「鳳あすか様の下より、新しいご家族をお連れいたしました!」
 佐和の待つ部屋、巻物を懐にしまいつつ、イツ花が笑顔で現れる
佐「え、エート、男の子? 女の子?」
イ「お喜びください、賢そうな女のお子様です!」
佐「オー」
 幸四郎以来、五人連続女の子の誕生だ
 壬生川家はついに、男女比が1:5になってしまった
佐「女の子カー、どんな子カナー」
 ワクワクしながら待ちわびると、礼儀正しく襖を開いて、女の子が入ってきた 
 
 名前は「夢見」、のの香の代から続く弓使いの血を受け継いだ少女だ
 のの香や佐和と同じ水色の髪を長く伸ばし、猫のような金色の瞳を持った利発そうな顔立ちだ
 
夢「初めまして……お母様」
 ふんわりと微笑む、柔らかな涼気を感じさせる笑顔だ
佐「ウワ、誰の娘」
イ「鳳あすか様のお嬢様ですよ」
佐「ああ、ナルホド
 ものすごく納得する佐和
夢「うふふ、可笑しな方ですねお母様は」
佐「良く言われル」
 幸四郎とか、初子とかに
 そうして、イツ花が用事があるからと、先に去ってゆく
佐「まぁウン、これからも宜しくネ、夢見」
夢「はぁぃ、ユメちゃんって呼んでくださぁい」
佐「誰!?
 利発そうな顔立ちが、デフォルメに崩れる
夢「鳳あすかパーパから言われたんですぅ、女の子は愛嬌だ、ってぇ」
佐「な、え、エエ、じゃあさっきの登場シーンはナニ!?」
夢「こっちの方がぁ、壬生川家の当主さまぁとかにぃ、印象が良いかなぁ~って」
 夢見の後頭部をバシッと殴る佐和
夢「ちょっ、いたぁ~ぃっ、何するんですかぁママぁ~」
佐「何だかムカついた」
夢「え~んえ~ん」
 その場で泣き真似を始める夢見に、今度は弓の弦で横っ面をバチーンと叩く
夢「みぎゃ」
佐「今月は、ウチが礼儀を叩き込んでジャル!」
夢「え~~~暴力反対ですぅ~」
 逆襲にと、佐和を蹴り返す暴力反対の夢見
 佐和はお返しと、その頬にビンタをする
 夢見は頬を押さえたまま、佐和の髪を引っ張る
 佐和もまた、夢見の耳を無言で引っ張って……
初「佐和お姉さま、そろそろ出陣の時間ですよ……って、何しているんですか!?w
 元服の儀を終えた初子が呼びに来る頃には、佐和母子は取っ組み合いのケンカに発展していたという


<出陣>
 
 今月の相翼院討伐に出陣するのは、幸四郎、巻絵、初子、蘭の四人だ
幸「あ、何だか親子×2だね」
 一家の兄貴・幸四郎が、ぐるりと皆を見回してつぶやく
巻「そ、そそそうでしゅね、蘭しゃん、ちゃんとお弁当も持って、薙刀も研いでありましゅよね……?」
蘭「出陣の準備は万全だ……何故、そこまで心配する」
巻「だってっ、自分の子供の初陣でしゅものっ(´・ω・`)」
蘭「ふむ……」
 憮然とした表情の蘭が、巻絵に好きに世話されているのを見ると、少し笑みがこぼれる幸四郎だった
 何だかんだ言って、良い母子の気がする
初「あれぇ、佐和お姉さまは出陣なさらないんですか?」
 初子が小首をかしげて、娘の手に縄をつけている佐和を見る
佐「う、ウン、チョット、この屋敷での生き方を訓練しようと思ッテ」
夢「ユメ、そんなヘンなコト言ってないじゃないですかぁ~~っ」
 じたばたと暴れる夢見を押さえつける佐和
夢「助けてくださぃ~、初子さまぁ~、蘭さまぁ~、虐待ですぅ~~」
佐「ああモウ、ソノ間延びした喋り方が腹立つ!w」
 のの香もこんなしゃべり方だったような、と幸四郎は思う
夢「ユメ、これから京に行って、お化粧品の新作買いに行かなきゃいけないんでうぐっ!」
 佐和が夢見の首根っこを掴んで、廊下の奥へと引っ込んでゆく
佐「じゃあ頑張ってネー、幸四郎オジサン、まきちゃん、はっちゃんー」
夢「いやぁぁ~~~、ユメ弓よりお琴とか弾きたいぃぃぃ~~~~……」
 何だか強烈な娘が入ってきたなぁ、と唸る幸四郎であった
 
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by RuLushi | 2005-08-15 04:05