ルル師のRPプレイ日記=俺の屍を越えてゆけ編(PSP版)=
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近代ゲームの語り部です。 PSソフト"俺屍"ブログ、リセット禁止でやってました。11/11/24より、PSP版俺屍プレイ日記始めました。今度は5年もかからなければいいな、と思います。
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2005年 08月 13日 ( 1 )
1020年 8月

巻「幸四郎しゃんー」
幸「んー?」
 居間で書き物を勉強していた幸四郎に、巻絵が声をかける
巻「あのー、蘭しゃん見ませんでしゅたか?(´・ω・`)」
幸「蘭ちゃん? ああ、蘭ちゃんがどうかした?」
 「の」の字に苦戦する筆使い幸四郎
巻「いえ、あの、何でも、ないんでしゅけど……(´・ω・`)」
 蘭の姿が見えないと不安になってしまうのだけれど
幸「そっか、巻絵ちゃんももう立派な母親だねー」
 あははーと笑う幸四郎の思っているような感情ではない、と巻絵は思う
 もしかしたら蘭が初子をその手にかけるのではないか、と
幸「ほら、蘭ちゃんなら」
 幸四郎が庭を指差す
 薙刀使いの蘭と、槍使いの初子が、木製武器を持って対峙していた
巻「ぽげりゃー!?(´!ω!`)
 佐和みたいな叫び声を上げる巻絵
幸「まぁ、さっきから僕がちらちら見ているから、大丈夫大丈夫w」
 恐ろしがる巻絵を押しとどめる幸四郎
 蘭が打ち込み、初子が薙刀を叩いてかわし、間合いを放し、実戦稽古のようだ
 巻絵が見ても蘭の筋は良い、自分の子供の頃と比べたら一目瞭然だ
 それでも、
巻「初子しゃん、すばやいし、振りが速いでしゅねぇ……」
 戦場ではなかなか見る機会がないが、こうして訓練をマジマジと見てみると、やはり第三世代の中でも頭ひとつ抜けている
幸「でも蘭ちゃんも、よく食らいついているよ」
 弾かれても避けられても、薙刀で飛び掛る
幸「良い薙刀士になるね、蘭ちゃん」
巻「そうでしゅねぇ……」
 親たちが見守る中、激しい稽古で握力を無くした蘭が薙刀を落として、その場で片膝をつく
初「きょうは、ここまでにしましょうか」
 顎から汗をたらして、初子はにっこり微笑む
蘭「……分かった」
初「お疲れ様でした♪」
 頭も下げずに、蘭が屋敷へと入ってゆく
 その様子をハラハラしながら見守っていた巻絵の横で、書道具を片付けた幸四郎が声を上げる
幸「初子ー、これから京に行くから、湯浴みして着替えておいでー」
初「あ、はい、では少し汗流してきますね」
 パタパタと走って、初子が自分の部屋の方に戻ってゆく
幸「さ、巻絵ちゃんも、これから京に行くからね」
巻「ふぇ(´・ω・`)?」
幸「今月は、選考試合があるからね」
 そう言って、幸四郎は微笑んだ
 
<京の都>

佐「ギャー、人が多いー!
 辺りをぐるりと見回す佐和が、奇声を発する
 蘭はお留守番のため、いつもの幸四郎と三人娘での出陣だ
初「うわぁうわぁ♪ これが京の都なんですねー♪」
幸「こらこら、はぐれるんじゃないよw」
 幸四郎があちこちフラフラしたがる初子の手を掴む
巻「あ、ごめんなしゃい、あ、ごめんなしゃい(´・ω・`)」
 遅れ気味なのは、人にぶつかっては謝る巻絵
初「あ、お父さま、あちらにお団子屋さんが♪」
幸「ちょっと、僕の手をあんまり引かないで……w」
佐「はっちゃん、あっちにお土産屋があったヨ!
初「わぁい行きます行きますー♪
 幸四郎の手を離して、初子が佐和の方へ走ってゆく
幸「ああもう、ちゃんと戻ってくるんだよw」
佐「ハーィ」初「はーい♪
 幸四郎はやれやれ、と笑顔でため息をつく
 去年の自分を見ているようで、相当恥ずかしかった
幸「変な男に捕まらなきゃ良いけど……w」
 佐和と初子のきゃあきゃあした声が、遠くの通りからでも聞こえてくる
巻「ふぅふぅ、あれ、二人は?(´・ω・`)」
 ようやく追いついた巻絵が、周りを見回す
幸「観光中、かな……ははw」
 結局、佐和と初子が両手に袋を抱えて戻ってきたのは、御前試合が始まる直前だったという

<御前試合>
 
 組み合わせが発表された
幸「京阪傭兵組合は、反対のブロックか……」
初「え、何ですか?」
幸「去年、臥蛇丸お兄ちゃんやのの香お姉ちゃんたちとも、出たんだよね御前試合に」
 控え室にて、幸四郎が珍しく思い出話にふける
初「勝ったんですかお父さま?」
幸「いやぁ、三回戦で負けちゃったんだ、京阪傭兵組合にね」
 キラキラした娘の目に、照れ笑いで応える
幸「アレが僕の初敗北だったけど、悔しかったなぁ」
 防具を装備して、そのときの想いを振り返る
初「じゃあ、きょうはお父さまにとっても、雪辱戦なんですね♪」
幸「……ん、そういうことだね」
 微笑む幸四郎の体からは、すでに戦いの気が発せられていた
 
 決勝まで当たらない京阪傭兵組合を目指し、一同は一回戦を迎える
 一回戦は茶屋町自治会、薙刀部隊が三人いたが、一瞬で勝負がつく
 二回戦は三十三間会、弓使いが三人、連携に多少苦しめられたが、それでもすぐに勝負がついた
 
 去年敗退した準決勝の、相手は戻橋警護隊
 京阪傭兵組合は、勝ち残っている、ここで負けることは出来ない
佐「壬生川家、突撃ー!」
 相手は、剣士、薙刀、弓使い、手練の三人だった
 術で攻められ続け、壬生川家は思うように戦うことが出来ない
巻「<お雫>!」
 巻絵が一生懸命治癒の術を唱えるが、回復は追いつかない
 佐和もまた、お雫の術で、幸四郎や初子を援護する
 だが、壬生川家の頑張りも届かず、時間切れとなり、判定負けを食らってしまった
 
 鬼退治と御前試合の勝手の違いに、戸惑った三人娘だった
幸「うーん悔しい……でも、仕方ないね」
 そうしてきびすを返そうとした幸四郎に、役人が声をかける
○「それでは、これから三位決定戦を行う、壬生川一族は舞台に!」
幸「あれ、三位決定戦?」
 きょとんとする幸四郎に、解説書を読んだ巻絵が付け足す
巻「何だか、三位決定戦で勝つと、特別公認討伐隊に任命されるみたいでしゅね(´・ω・`)」
幸「何だろうそれw」
 学問には疎い幸四郎
佐「よく分かんないケド、ガッキャーンとやって勝てばイイんじゃない!?」
初「がっきゃーん?」
佐「いやソレは気にしないデ」
 
 そんな軽いノリで三位決定戦、先ほどの敗北でコツを掴んだのか、壬生川家の動きは軽快だった
 そうして無事三位に入賞した壬生川一族は、たくさんの支度金と三位の賞品を授与したのであった
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by RuLushi | 2005-08-13 00:27