ルル師のRPプレイ日記=俺の屍を越えてゆけ編(PSP版)=
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近代ゲームの語り部です。 PSソフト"俺屍"ブログ、リセット禁止でやってました。11/11/24より、PSP版俺屍プレイ日記始めました。今度は5年もかからなければいいな、と思います。
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2005年 08月 08日 ( 1 )
1020年 4月

 臥蛇丸とのの香が居なくなった屋敷では、静かな風が吹いていた
 あの日以来、巻絵と佐和、初子は前以上に仲良くなっていた
 居間に三人で書き物や、戦術に関する論、好みの神様に関する討論などを、幸四郎は良く見かける
巻「やっぱり、土の神様が良いでしゅ(`・ω・´)」
佐「エー、頭堅そうー」
巻「しっかりものじゃないでしゅか(´・ω・`)」
佐「ウチは絶対風の神様! 独創的で、自由で、愛嬌があってェ~」
 佐和は視線を上げたまま、でへへと笑う
巻「佐和しゃんと風の神様とか、大変な組み合わせでしゅね」
佐「どうして!wウチめっちゃ良い奥さんになるって、肩も揉むよ!」
 イマイチ巻絵は基準が分からない
 巻絵の好みも佐和の好みも、どちらも性格的には親の影を追っているようだ
佐「で、で、はっちゃんはダレが好み?」
 でででーんと、交神の儀に使う神様一覧表を、初子に突きつける
初「うーん、そうですねぇ~……」
 初子は真剣に悩む
初「でもわたしは、交神の儀は、ちょっと不満かなぁ」
 パタンとメニューを閉じてしまう
巻「どうしてでしゅか?」
初「だって、神様って、結婚するわけじゃないから、ずっと傍にいてくれないじゃないですかぁ」
佐「マァ、一回アレしちゃうダケだもんネェ」
初「わたしはやっぱり、いつも傍に居て、眠たい朝の稽古の相手になってくれたり、ノドが乾いた夜中に、一緒に井戸まで行ってお喋りしてくれたり、出陣の際に背中を守ってくれたりする人がいいなぁ……♪」
 夢見る初子の長セリフ
巻「はっちゃんは可愛いでしゅね」
 思わずなでなでしてしまう巻絵
佐「朝の稽古……一緒に井戸マデ……」
 なぜだか赤くなってしまう佐和
 
 とまぁ、壬生川家の母親と父親を失っても、子供たちは元気に過ごしていた
 600日にも満たない人生で、そう悲しみに暮れる日々は続かないというわけだ


<家族会議>
 
 もはや玄輝の部屋だった名残もない壬生川家会議室
 そこには、新御三方の幸四郎、巻絵、佐和が向かい合っていた
幸「それじゃ、今後の方針について、再確認しようか」
 口火を切ったのは、幸四郎だ
幸「大江山討伐まで残り7ヵ月、お雫の術も手に入った事だし、これから万全の準備をして、朱点童子との決戦を迎えたいと思う」
巻「あの~」
 おずおずと手を挙げる巻絵
巻「初子しゃんは、会議に参加しないんでしゅか?」
幸「あー、えっとね」
 情けなさそうに頭をかく
幸「初子がね、壬生川家の方針を決める会議は、これから三人で話し合った方が良い、って言うのさ」
佐「エー、娘の言いなり!?
幸「いやぁ、偶数だと意見がまとまらないかもしれないし、親子の縁が入ると、情にほだされて、公正な結果が得られないからという事らしいよ」
佐「ナルホド、言いなりだ」
幸「僕の話聞いていた……?w
 もっともらしく腕を組んでうなずく佐和に、幸四郎は汗ばむ
巻「でも、しっかりしてましゅねぇ……初子しゃん」
幸「本当にね、7ヶ月後には僕はおそらくもう居ないだろうけれど……それでも、気が楽なんだよね」
 幸四郎はからからと笑う
佐「子供かぁ……」
巻「どんな気分なんでしょうかぁ」
 ふたりは先ほどの居間での会話も混ぜて、それぞれ思いを巡らせる
 巻絵が9ヶ月、佐和が7ヶ月と、もう子供も作れるお年頃なのだ
幸「そうそう、それ7ヶ月の配分なんだけれど」
 幸四郎は巻物を床に広げる
幸「大江山まで巻絵ちゃん、佐和ちゃん、初子がそれぞれ交神して、残る三回を戦闘、それに8月の選考会に出ようかと」
 後半部分を娘たちは聞いていなかった
巻「こ、こ、こ、交神(´・ω・`)!?
佐「ヒャー
 慌てふためく巻絵と、なぜだか照れまくる佐和
幸「ど、どうしたの……?w」
 そんなふたりを、幸四郎はビックリして眺める
巻「え、だ、だって……そんな、その……(´・ω・`)」
佐「ウチらほら、男の人と全然話したコトないし、ないし!」
 そういえば壬生川家は現在、男ひとりに女性三人の家族となっている
幸「そういえば、年の近い男の子がいないんだね、ふたりとも」
佐「う、ウン……w」
 いつも騒がしい佐和が、大人しくなってうなずく
幸「大丈夫大丈夫、ふたりとも可愛らしいから
 あははーと笑う幸四郎の無邪気な言葉に、真っ赤になるふたり
巻「そ、そんなっ(´・ω・`)」
佐「幸四郎オジサンのバカー!」
幸「さ、というわけで」
 幸四郎は予定表を閉じて、巻絵に笑いかける
幸「巻絵ちゃんから、今月、交神の儀をしようか」
巻「は、はぅぅうぁ(´・ω・`)」
 今にも逃げ出しそうな表情で、巻絵は交神の儀を行うことになった


<交神の儀>
 
イ「それでは、交神の儀を始めますよー」
 ニコニコとしたイツ花の前、涙目の巻絵がいた
巻「は、はぃ……(´・ω・`)」
イ「大丈夫ですか、巻絵さま……?w」
巻「は、は……ぃ……(´・ω・`)」
 ロウソクの炎よりも頼りない顔で、うなずく
 そんなところまで父親に似なくても、と思いつつも、精一杯励ますイツ花
イ「そんなに怯えなくても、目を閉じていればスグですって!」
巻「は、はぃ(´=ω=`)」
 もはやされるがままの巻絵
イ「え、えと、お相手は決まってますか?w」
巻「お、お任せ、で……あ、でも、なるべく土の神様が良いでしゅ……」
 早くしないと消えてしまいそうな様子でつぶやく
イ「そ、それじゃ、安いけれど遺伝子が良いと評判の神様をお呼びしますネ!」
 こくこくと首を縦に動かす巻絵、もうすっかりマグロモードだ
 そうして、呼び出された神様は……

 十六夜伏丸「血が滾りそうだ……

 二足歩行の黒狼、獣の王、十六夜伏丸参上
巻「ひ、
 巨大な狼の化身が、暗がりから巻絵におぶり重なって……
巻「ひやあぁぁうあぁ;あがああqwせdrfgtyふじこlp!!
 
 
佐「交神の儀って……怖イ……?」
幸「いや僕は、そんなことなかったけどw」
初「佐和お姉さま……よしよし」
 居間にまで響いた絶叫は、佐和に大きな不安を残すこととなったという
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by RuLushi | 2005-08-08 03:10