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ルル師のRPプレイ日記=俺の屍を越えてゆけ編(PSP版)=
mibukawa.exblog.jp
近代ゲームの語り部です。 PSソフト"俺屍"ブログ、リセット禁止でやってました。11/11/24より、PSP版俺屍プレイ日記始めました。今度は5年もかからなければいいな、と思います。
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2005年 08月 03日 ( 1 )
1020年 2月
 
 半分まで減らされた健康度は、ほぼ全員が先月の休養で完治していた
 さすがに若い衆で結成された部隊だ、回復力もまだまだ落ちてはいない
 ただ一人を除いて……

<のの香の部屋にて>

 のの香はきょうも床に伏せっていた
 先月の雪合戦のあとから、どうも身体の不調が続いている
佐「お母さん、ナッカナカ良くならないねぇ~」
の「そうねぇ、わたしももうそろそろ年なのかしらねぇw」
 布団から身を起こして、力なく微笑む
 その顔は熱に浮かされ、桃色に火照っていた
佐「イツ花サンが、鬼たちが市中に悪しき病をばらまいて、もしかしたらのの香さんもそれにかかっているんじゃないか、って言ってたヨォ」
の「え~、でもわたしは病気じゃないもの、怪我の治りが遅れているだけよw」
 外見は未だ20台前半に見えるのの香が、ビシと佐和のオデコを突っつく
佐「そうだよネー、しぶといモンねー、じゃあうちはちょっくら出陣してくるよー」
の「はいはい、こうちゃんやまきちゃんに、あんまり矢を当てないのよw」
 あんまりで済ますのの香
佐「ハーイ」
 元気良く出てゆく、5ヶ月の佐和
 のの香は、ふふと微笑みながら、手を振った

<出陣>
 
幸「それじゃ、のの香お姉ちゃん、行って来るね」
の「はーぃ、はっちゃんはのの香に任せなさーぃ」
 玄関まで見送りに来たのの香が、どんと胸を叩く
初「のの香お姉さま、よろしくお願いします♪」
 お姉ちゃんという言葉にクラッと来た
の「うわぁ、良い子だねこの子ぉ」
 よしよしするのの香の横、佐和がぼそっと「オバサン」と呟き、のの香に弓で殴られたりする
幸「(元気じゃないか……」
 幸四郎は口に出さずつぶやいた
臥「おーぃ、俺も一緒に行くぞー」
巻「お父しゃんって、大丈夫でしゅか(´・ω・`)?」
臥「なんてったって、もう三ヶ月も屋敷で図面を引いているからなw身体がなまって仕方ない」
 そう言って笑う臥蛇丸
幸「でもお兄ちゃん、もしかしたらこれが最期の出陣になるかもしれないよ……?」
 丁度臥蛇丸の1才6ヶ月は、幸四郎たちの父・玄輝が亡くなったのと同じ歳だった
臥「ああ、それでこそ、床の上では死ねんよw」
幸「そっか、分かった」
 幸四郎、臥蛇丸、巻絵、佐和の部隊が結成される
幸「それじゃ初子、のの香お姉ちゃんを頼んだよ」
初「はーぃ♪」
幸「ん、いい返事だね」
 初子の頭を撫でる幸四郎
幸「それでは、壬生川家突撃!
 

<鳥居千万宮>
 
臥「それにしても、もうここもだいぶ慣れてきたな」
 青の鳥居をくぐって、どんどんと先に向かう壬生川家
幸「そうだね、お兄ちゃんとお姉ちゃんの経験は、壬生川家にとってすごく大事なものだよね」
 年長者を敬う幸四郎
臥「身体は衰えてきても、短命の呪いでは頭まで老いてはいかないようだな」
 臥蛇丸の外見も、せいぜい20台の前半にしか見えなかった
佐「ウワー、鳥居をくぐると見たことがない景色が!」
 初めて鳥居千万宮を訪れた佐和は、おおはしゃぎだ
巻「あやかしの術なんでしょうかねぇ」
佐「あやかし!? 何ソレ、使えるの巻絵ちゃん!?」
巻「え、ええ、私は使えましぇんけど(´・ω・`)」
佐「ハーン、鳥居以下ね、巻絵ちゃん
巻「……(´・ω・`)」
 よく分からないとぼし方をする佐和
 あやかしの術は使えないけれど、一同は速瀬の術の高速移動でサクサクと進んでいく
 途中に出現する、狐の嫁入りの火炎系の術に苦戦しつつも、皆はこれまでとは変わった場所に到達する
 ――暗黒大鳥居
幸「今までとは違った、邪悪な気配が感じられるね……」
臥「どうする、この先に進むか戻るか?」
 臥蛇丸の問いに、少し考えた後、答える当主
幸「そうだね、挑戦しよう」
臥「分かった」
 みんなの体力をすばやく回復して、陣形を整える
佐「ワクワクしてキター!
 矢をばら撒く佐和
巻「落ち着いて、佐和しゃん……」
 どうしてあの淑やかなのの香から、こんな娘が生まれたのか、疑問に尽きない巻絵だった
 だが一方、臥蛇丸は思い出す、あんな感じのバイオレンスな女性が、かつてのの香の姉として君臨していたことを
臥「(再来……」
 何となく、巻絵の将来が不安になってしまう
幸「さ、来たよ!」
 その時、どこかから狐の雄叫びが響いてきた

稲荷ノ狐次郎「けぇえええええええええええええええええん!

 根元から三匹の狐が枝分かれして生えている化け物だ
 真ん中の狐が口に咥えた鎌で、攻撃してくるが一撃70ほどで、あまり痛くはない
幸「良かった、何とかなりそう!」
 いつもの通り、前衛にガッチガチに防人を重ねかける巻絵と佐和
 すかさず稲荷ノ狐次郎に矛折りの術を掛けられるが、巻絵が用意した神仙水によって効果が消される
佐「サー、幸四郎兄ちゃん、発進!
幸「はいはいw」
 武人の術によって強化された幸四郎の一撃が、狐に深手を負わせてゆく
 途中、相手の花乱火によって175ものダメージを受ける臥蛇丸
臥「く……白波の術の併せ、行くぞ巻絵、佐和!」
巻「はいぃ!」
佐「オウー(印、どう結ぶんだっけ!」
 三人併せ五倍の白波で、180ダメージを与える
 しつこく臥蛇丸が狙われるが、幸四郎の刀が狐を切り裂く!
 光が瞬き、その瞬間、稲荷ノ狐次郎が霞になってゆく
幸「……ふぅ」
 ホッと息をつく幸四郎
 稲荷ノ狐次郎を討ち取ったのだ

臥「大丈夫だ、巻絵、そんな焦って泉源氏を唱えぬども」
巻「お父しゃん……(´・ω・`)」
 健康度が低下している、もう戻ろうと主張する巻絵に、幸四郎と臥蛇丸は先に進もうと説得する
 
 先のお稲荷御殿には、もうお馴染みの強敵、悪羅大将たちが跋扈していた
 稲荷ノ狐次郎を倒して力が抜けたのか、気の入ってないところを襲われた一同は、悪羅大将の先制攻撃で、幸四郎が倒されてしまう
佐「ひいい!」
巻「幸四郎しゃん!」
 その場に沈み込んで、気を失う幸四郎
臥「撤退だ、隊長がやられた、屋敷に戻るぞ!」
 臥蛇丸が迅速に指示をする
 

 一同は倒れた幸四郎を背負って、京に敗走していくのであった……
by RuLushi | 2005-08-03 01:30