ルル師のRPプレイ日記=俺の屍を越えてゆけ編(PSP版)=
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近代ゲームの語り部です。 PSソフト"俺屍"ブログ、リセット禁止でやってました。11/11/24より、PSP版俺屍プレイ日記始めました。今度は5年もかからなければいいな、と思います。
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2005年 07月 29日 ( 1 )
1019年 11月

<槍使いの指南書>

臥「ふぅむ……」
 臥蛇丸は部屋でひとり、首をかしげていた
臥「どうやら、先人によって書かれた武芸書のようだが……難解だ」
 指南書から目を上げ、眉の間を指で揉みほぐす
 先月相翼院から入手した槍の指南書を、何時間もかけて読み解いていたところだった
臥「夏海が生きていれば、もっと詳しいことが分かったかもしれんが……」
 臥蛇丸ものの香も、さらには幸四郎も京の武術に精通しているとは言いがたい
巻「お父しゃん、お茶をお持ちしました~」
 襖を開けて入ってくる娘、巻絵
臥「ん、すまないな」
 熱くて渋いお茶が、胸の中に染み渡る
臥「そうだ巻絵、おまえならこれ分かるか?」
 巻物を差し出す
巻「うーん、こういうのはちょっと……光源氏とか、耽美なお話なら大好きでしゅけど」
臥「そ、そうか」
 少し引く臥蛇丸
臥「まぁ仕方ない、のの香と佐和に見せて、あとは蔵にしまっておくか」
 それがダメなら、自分たちの代では復活させられない、ということだろう
臥「ま、こういうのを次の世代に託す、というのは何だか無責任な感じがするものだな」
 相変わらずの気難しそうな表情で、ため息をつく臥蛇丸であった

<交神の儀>

 一方その頃、
イ「幸四郎さまも、本当に立派になられましたネ!」
 交神の部屋に、正装した幸四郎が参上する
 その晴れ姿に、思わず目をうるうるとするイツ花だった
幸「うん、おかげでこうして子供を遺すことも出来るよ、みんなイツ花のおかげだね」
イ「そんな、イツ花は何もして無いですよw壬生川家の皆様の尽力があったからこそ!です」
幸「そうだなぁ、特にのの香お姉ちゃんの術には、ずいぶん助けられたっけw」
 幸四郎は恥じらい、頭をかく
 そんな幸四郎も9ヶ月、そろそろ子供の頃のヤンチャは鳴りを潜め、大人の色香と貫禄が備わってきた頃であった
イ「でもホント、幸四郎さまは格好良くなられましたネ!」
幸「そっちの方は分からないけど……でも、武芸は昔とは比べ物にならないくらい、成長したと思う」
 昔から夏海のの香姉妹の玩具であったため、身なりに気を使うのは性分になってしまったらしい
幸「僕は末の子だったから、早く早く強くなりたいって、ずっと思っていたんだ」
 そう言って、はにかんだ笑みを見せる
 歴代当主好感度の中でも、上位に居続けるであろう微笑みだった、姉妹の教育の成果はこんなところにも現れているらしい
イ「さ、さって、それじゃ始めますかッ」
幸「うん、そうだね」
 目録の中から、お目当ての神様を選び出す幸四郎
幸「現在の奉納点から、ええっと、木曽ノ春菜さまか、陽炎ノ由良さまが丁度良いのかな」
 木曽ノ春菜は土の神であり、奉納点は1918点
 対する陽炎ノ由良は火を司る神様で、奉納点は2030点だ
イ「そうですねェ、幸四郎さまのお子様は次期当主なんですから、慎重に決めませんとネェ」
幸「でもやっぱり、当主たるもの積極的で勇猛果敢な方が良いよねー」
 カラカラと笑う幸四郎
 母親が水神(みどろ御前)だというのに竹を割ったような性格の幸四郎を見ると、大事なのは遺伝より育った環境という気がするイツ花だった
イ「それじゃあ、陽炎ノ由良さまでよろしいですネ?」
幸「うん、よろしく!」
 
 陽炎ノ由良「あーら、良い男ネェ
 
 
 後に陽炎ノ由良二つ扇ノ前に語ったところによると、
 なぜだか壬生川家二代目当主は女性の扱いが妙に手馴れていて、
 壬生川家遊び人説が流れることになるのだが……それはまた別のお話
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by RuLushi | 2005-07-29 01:11