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ルル師のRPプレイ日記=俺の屍を越えてゆけ編(PSP版)=
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近代ゲームの語り部です。 PSソフト"俺屍"ブログ、リセット禁止でやってました。11/11/24より、PSP版俺屍プレイ日記始めました。今度は5年もかからなければいいな、と思います。
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1021年 3月

 春の兆しが見え始め、徐々に暖かくなってきた毎日
以「うわ何このツボ
 以蔵が佐和の部屋で、何か面白そうなモノを発見する
夢「わかんなぁい、ママがある日洞窟から拾ってきたのぉ~」
 以蔵は夢見の部屋によく遊びに来るようになっていた、自分の部屋(初子の部屋)に居るとどこからか佐和や蘭が来るのだ
 それに佐和の部屋には面白そうなものもいっぱいある
以「洞窟から……でも何か、良いツボだな
夢「何か、持っていると偉くなった気がしますぅ」
 以蔵と夢見は、とりあえず床の間に飾られているツボを拝む
 やっぱり、面白そうというより変なモノばっかり置いてある気がする
佐「オーイ、ふたりとも、準備準備ー」
以「あれ、佐和さん」
夢「初子さまのトコで、イチャイチャしてたんじゃないんですかぁ?」
佐「いやイチャイチャは終わったケド、ていうか明日もスルシ」
 それはいいとして、と佐和は話を戻す
佐「ホラ、今から京に行くヨ」
夢「ええっ!?」
 夢見の目がキラキラと輝く
以「京の都に……マジで!?」
 以蔵と夢見が手を取り合って喜ぶ
 夢にまで見た、花の都だ
 
 
<春の御前試合>
 
 騙された、と以蔵がつぶやいた
初「あれ、どうしたの夢見ちゃん?」
夢「なんでもありませぇん……」
 帝の前で、よよよと涙を流す夢見
蘭「(……まさか、京都観光だとでも思っていたのだろうか」
以「つーか、完全武装で京の都に行く時点で気づくべきだったよな……」
 初めての都に浮かれていた自分を恥じる以蔵
佐「壬生川一族ー、特にはっちゃんー、ガーンバーガンバー!」
イ「皆様頑張ってくださいネー!」
 応援席で手を振る、のんきな二人
夢「ママ変わってくださいですぅ~」
佐「ウチ、今忙しくテ」
夢「お団子食べているだけじゃないですかぁ!w」
 あーん美味しいと悶える佐和を見て、夢見の弓を持つ手がぷるぷると震える
初「ほらほら、佐和お姉さまが見ててくださるんですから、しっかりしないとね♪」
夢「ぅ~……」
 
 まもなくして、帝の挨拶があった
ここに集めたものはいずれもその道の達人!
 日ごろ鍛えし腕前、存分に競い合うがよかろう
 では第九回春の「朱点童子公式討伐隊 選考試合」
 開催を宣言する!!


 
 場所を変え、控え室に待機する四人
 夏の御前試合に出場した人で残っているのは、今では初子と佐和のみ
 今回の参加者は、初子、蘭、夢見に初陣の以蔵だ
蘭「以蔵も、不平は言うが訓練はサボった事がないしな」
初「いっくんなら、緊張せずにいけるいけるって♪」
 大きいのと小さいのから、肩をぽんと叩かれる
以「……何かオレ、この家に来てから、初めて人に期待された気がする
 3ヶ月の槍使いの性格は、すでにずいぶん捻じ曲がってしまっているようだ
夢「うぅ、ユメ帰りたいですぅ……」
初「終わって時間余ったら、一緒に京都の町を見て回ろ?」
夢「う……それなら、ユメ、何とか頑張りますぅ……」
 初子にしがみつく夢見
蘭「……そうだな、俺も、京都の町も視察せねばな」
 つぶやく蘭の頬が、少し赤くなっていた
 
 その後、呼びに来た使者に促され、第一回戦の準備を整える一同
 
 第一回戦の相手は、前々回に苦渋を舐めさせられた京阪傭兵組合だった
傭兵隊長「おや、アンタ……夏の試合に出てきた、お嬢さんか?」
初「はい、去年はお世話になりました」
傭「そうかいそうかい、にしても……少し見ない間に、でっかくなったもんだなァ」
 いぶかしそうに初子を見つめる
傭「それは良いとして、あの人の良さそうな剣士さんはどうしたい? 戦いたかったが、去年は当たらなくて」
初「父は……夏の戦いのすぐ後に、命を落としました」
傭「そうかァ……まァ、人生色々あるもんだよな、今回はお手柔らかに頼むぜ」
初「はい、こちらこそ」
 ぺこりと一礼する初子
 第一回戦が始まる
 その中で特に善戦したのは、前回初子に負けた鬱憤を晴らそうと気を張る蘭だった
蘭「双光――斬!
 相手の前列をまとめて薙ぎ払う奥義によって、致命傷を次々と与えてゆく
夢「うわぁ……」
以「蘭姉、こええ……」
蘭「ハ、下郎が!
 段々とテンションの上がってきた蘭
 初子と蘭が次々と相手の連携を破ってゆく中、怯えるちびっこたちは後衛から支援に徹する
初「……えい!」
 槍の一突きで、傭兵隊長が後ろに吹っ飛んでゆく
○「それまで、一本!」
 緊張の糸が途切れて、夢見と以蔵がワッと声を上げる
 こうして壬生川一族は、京阪傭兵組合を見事に打ち負かしたのであった
 
 その後、第二回戦の大原野魔術団を軽くあしらった壬生川一家は、
 続く決勝戦ぽんと自警団を、一本で制した
 
最後までよく戦ったぞよ!
 では第九回 春の「朱点童子公式討伐隊 選考試合」
 最終結果の発表じゃ!
 最後にシ烈な試合を制し、頂点を極めし者に、惜しみない拍手を!
 優勝は………………!
 壬生川一族じゃ!!
 そちたちの力で今年こそ京に平和を取り戻してくれい!!頼むぞ
「壬生川一族」筆頭公式討伐隊の任を命ず!

 
 三代目当主・初子率いる壬生川家が、京都最強の称号を手に入れた瞬間であった
 その後、一同は支度金21230両と多くの宝物を貰い受け、京都の観光を楽しんで、屋敷に帰還したのだった
by RuLushi | 2005-08-27 00:55